西条・新居浜の注文住宅:マーク住研 一級建築士レポート コンクリート
2015-06-07

コンクリートのスラブ(土間コン)を打ちます
次にf基礎(立ち上がりのコンクリート)を打継ぎます
写真のように若干の段差ができます(ギザギザのすじ)
スラブを打った時に左官屋さんがしっかりと押さえても
レイタンスというコンクリートのアクが出ます
このアクはコンクリートが乾くと白くなるので
良い仕事か悪い仕事か分かります
このアクがコンクリートの活着(よくくっつく)を阻害します
そして良い仕事をしても残念ですが
打継ぎから水が侵入するんですね・・・時にはシロアリも侵入します
この打継ぎ高さは土の高さ(通称GL)から5センチの高さです
だから台風の時には水没します
この写真のように少し凹ましてコーキングを打つことが必須ですね
このコーキングを保護したりお化粧をする為に
上からモルタルをかけます
鉄筋コンクリートの建物の現場監督をしたことのある人にとっては常識なんですよね(笑)
私の知るかぎりこの木造住宅でこのコーキングを施工している工務店はないですね・・・
お金は少し余分にかかりますが、僅か2万円ほどです。。
お客様に100年もつ家をお渡しすることを心がけています